動かないバイクをすぐに処分しなければならなくなったら、処分業者や無料で引き取ってくれる業者に依頼する前に、「買取業者の出張査定」に査定の依頼をしましょう。
動かないバイクなのに買取査定ってどういうこと?
と思ったかもしれませんが、実は動かないバイクでも数万円から数十万円で即日買取してくれる可能性がかなり高いのです。
実は僕は2年間乗らずに放置していて動かなくなってしまった15年落ちのバイク(Ninja250R)を63,000円で売りました。
もしかしたら、あなたのバイクも売れるかもしれません。
- お金を払って処分しようと思っている方
- 無料で引き取ってくれる業者を探している方
処分業者に依頼する前に、まずはこの記事で「動かないバイクが売れる理由」を知っていただき、少しでもお金に変えていただきたいと思います。
動かないバイクでも高額買取できる理由は?
動かなくなってしまったからといってバイクの価値がなくなってしまうわけではありません。動かなくなってしまった理由にもよりますが、ほとんどの場合は値段が付く可能性が高いです。
その理由を解説します。
①修理すれば売ることができるから
動かなくなってしまっても修理すれば動くようになり、中古車として売ることができます。
自分で修理をするのは大変なので動かなくなったら売れないと思ってしまいがちですが、修理のプロからすれば当然簡単に修理できます。
例えば、動かなくなってしまった理由が「バッテリー上がり」の場合、修理する手間はほとんどかからず、バッテリー自体も数千円で買うことができますので、動くようにするのは全く大変ではないのです。
なので、数万円で買い取ったとしても、修理代を考慮してそれ以上で売ることができれば、買取業者は利益がでます。
ちなみに、僕が売ったNinja250Rは63,000円の値段がつきましたが、動かなくなった理由はバッテリー上がりでした。
そして、そのNinja250Rの中古車市場価格が大体10万円前後でした。
つまり、買取業者が63,000円で買い取って、修理代などを考えても、1〜2万円ぐらいの利益を出すことができるのです。
②「部品取り」で売ることができるから
もし、修理をしても動く見込みがないバイクだとしても、エンジン以外のパーツの状態が良ければ、分解をして「部品取り」をして、部品を単体で売ることができます。
例えば、カウル、シート、スクリーン、ウインカー、タイヤ、マフラーなど、部品単体で販売しているところを見たことがあると思います。
部分的に修理をしたい人にとっては、「マフラーだけ欲しい」という需要もあるので、部品だけでも売れるのです。
修理すれば動くようになるバイクよりも買取価格は安くなってしまいがちですが、それでも数万円で売れることもあるのです。
動かないバイクを買取する業者はたくさんある
このように、動かなくなってしまったバイクは売ることができます。
バイクの買取業者の公式サイトなどにも、
「動かないバイクも買取ます」
というような記載がある業者もたくさんあります。
ですので、買取査定に依頼する前に、処分のためにお金を払うのは絶対にやめましょう!無料で引き取ってもらうのもやめましょう!
もし、査定をしてもらって「値段がつきません」と言われたら、無料で引き取ってもらうようにしましょう。
逆に、動かないバイクでも少しでも高く売る方法は「」こちらの記事で解説しているので参考にしてください。
動かないバイクを即日処分する方法
動かないバイクを処分する方法は、買取を含めていくつかあります。
買取業者に出張査定を依頼する
買取査定にすると処分までに時間がかかるのでは?と思うかもしれませんが、早めれば当日に査定に来てもらうことができます。
僕の妹は原付バイクを売るときに、買取業者に電話をして2時間後には査定に来てもらっていました。
このように、即日査定、その日に引き取りも可能ですので、まずは買取業者に査定を依頼しましょう。
買取査定を依頼するのは、1回のお問い合わせで複数の業者に査定依頼を送ることができる「一括査定」というやり方がおすすめです。
無料引き取りの不用品回収業者に依頼する
こちらはおすすめではありませんが、バイクを無料引き取りしてくれる不用品回収業者があります。
バイク屋さんが買い取ってくれるのではなく、そもそもが不用品回収業者なので、値段が付くことはありません。
逆に、無料といっておきながら当日引き取りにきたら「やっぱり処分費用がかかります」というようなこともあります。
また、処分後のバイクの廃車手続きなどを自分でやる手間がかかる場合もあります。
ですので、不用品回収業者に依頼するのであれば、バイク買取業者の査定日がどうしても日程が合わず、早く処分しなければいけないという状況になったら、依頼するようにしましょう。
指定の処分センターに持ち込む
「自動車リサイクル促進センター」という団体が管理する処分センターに持ち込みをすれば、無料で処分することができます。
ただし、処分できるのは廃車手続きが完了しているバイクに限るので、廃車手続き等の時間を考えると即日処分はできません。また、廃車したバイクは公道で走ることができませんので、もし持ち込むとしたら自分でトラックなどを用意して持ち込まなければなりません。
一応無料ですが、現実的ではありません。
結論:動かないバイクは「買取査定」一択!
ここまで読んで頂いてお分かりの通り、動かないバイクの処分は「買取査定」一択です!
お金にならないかも…
動かないバイクだと悪いかも…
などは思わず、遠慮せずに査定の申し込みをしましょう。
バイク買取業者は、動かないバイクの買取も慣れているので、心配ありません。
即日処分したい場合は一番早く来てくれる業者に依頼すれば良いですが、もし少しは日程に余裕があるという場合は、同じ日時に複数の業者に査定をしてもらう「一括査定」がおすすめ。
一括査定は業者が競い合ってバイクの値段をつけるので、一番高く買い取ってくれる業者が見つかります。
僕のNinja250Rも一括査定で売って、63,000円の値段がつきました。
一括査定のやり方や当日の流れは、僕の体験談をまとめたページがありますのでぜひ参考にしてください。